神奈川県内にある焼菓子製造工場。工場内空調機器を年２回定期的にクリーニングしているが、クリーニング後数日経つと空調機から黒いゴミの様なものが飛んでくる。施工業者に確認したが、「空調機が古く内部パーツが劣化しているので、この破片が飛ぶのでしょうがない」と言われた。

空調機内部を点検したところ、内部洗浄が不完全なため熱交換器（フィン）内部に微細なゴミが残留しており、この汚れが噴出することが分かった。このため、空調機のブレークダウン洗浄（内部の徹底洗浄）を実施し、完了後に空調機内部とパーツ類に防カビ施工を施した。

洗浄作業後、空調機からのゴミの噴き出しはなくなった。さらに、以前は年２回クリーニングしていても内部にカビが発生していたが、防カビ施工効果でカビの発生を適切にコントロール出来た。このため、定期クリーニングの間隔を年１回に変更した。