神奈川県内にある精肉加工・パッキング工場。工場スタッフの人員確保が難しいため、生産作業の一部を委託している派遣会社に、毎日の衛生作業も委託したが、派遣スタッフの大半は外国人で契約通りの衛生作業が実施されていない。営業担当に採算改善を申し入れたが、作業改善が見られない。

製造ラインの衛生作業一式をアウトソーシング契約で受託した。衛生作業の作業手順と作業シフトを全て見直し、PDCAに基づくマネジメントシステムを構築した。

専門の訓練されたスタッフが毎日の衛生作業を担当することで、衛生状態が大きく改善されただけでなく、作業手順の標準化により、水道使用量や衛生作業用消耗品類の使用量も大きく削減できた。